久しぶりのブログ更新です!
台風12号によって受けた神納川の様子を紹介していきます。
9月2日、ものすごい風と雨が降りました。
強風で校庭のイチョウも右へ左へ揺さぶられました。
この後、一晩雨が降り続け、翌朝になってみると、
川が氾濫していました。
9月3日に五百瀬小学校の2階から撮った写真です。
水かさが増え、茶色の水が川岸いっぱいに広がっています。
低木は飲み込まれ、川原の石はひとつも見えなくなっています。
少しわかりづらいですが、普段はこんな感じです。
ものすごい水の量でした。
さらに9月4日、朝の川の写真です。
さらに水の量が増えました。
低木の中に立っている電柱を見比べると、水かさが増しているのがわかります。
9月3日の写真
9月4日の写真
いちばん左の電柱の横にあった木は流されてしまいました。
その後、岡田さんのロッジの向かいの谷が崩れたと聞き、現場を見に行きました。
遠くから見ても、ものすごい量の土石流が来たことがわかります。
ロッジの近くまで行ってみると、もっとすごかったです。
2枚目の写真で、こちら側に倒れているフェンスは、向かいの谷から土石流が来たときに、
本流がフェンスの高さまで来たことを証明しています。
土石流が来たときには、ものすごい音がしたそうです。
この近くに住んでいる人たちはすぐに五百瀬小学校へ
避難してきました。とても恐ろしかったでしょう。
このとき、土石流は一度本流を堰き止めたようです。
みるみるうちに水かさがあがりましたが、本流の水量が
多かったため、土石流を押し流したそうです。
さもなければ、すぐに避難しなければならないところでした。
以前は、こんな感じでした。。
9月3日の午後4時くらいから電気がだめになり、夜になると電話もインターネットも使えなくなり、
集まれる人は公民館に集まり、貴重な情報源であるラジオを付け、ロウソクを灯して夜を過ごしました。
次回へ続きます。
神谷