今日は早起きをして、杉清の山の神の祭りへ行きました。
杉清の山の神は、澤渡さんの家から歩いて行けるのですが、他の集落の山の神とは大違いでした。
というのは、僕が行ったことのある山の神様はみんな、車を降りてから歩いて5分くらいのところにあるのです。
しかし、杉清は歩いて30分くらいかかりました。しかもずっと登り 笑
でもその分ありがたみがあるような気がします。
この祠の後ろに大きな石があって、それが良い雰囲気を作り出していました。
写真を撮ろうと思ったのですが、このあたりは道が狭いのでうまく写真がとれませんでした。
各集落の山の神様はこぢんまりとしていますが、場所に雰囲気があって、どれも本当に神様がいそうな気がする
場所にあります。
「昔はここでもちまきしたんや。子ども時分はこんなに急やとは思わんかったけどなあ」
と、祠の向かい側の急な斜面をみて澤渡さんが言いました。
こんなところでもちまきをしたなんて、ありえない・・・と思うような斜面でした。
その後、ちゃんと平なところでもちまきをしました。
帰り道、
「昔はここは、みな畑やったんや。ほら、あそこに家があるやろ」と杉清の辻さん。
さらに、
「子どもの時には釣竿くらいの笹が生えていて、それの上を滑って、遊んだんや。そればっかりしとった」と。
この急な斜面に畑があったとか、遊び場にしていたとか、杉清の人と話していると信じられないことをたくさん
聞くような気がします 笑
戻ってきて、澤渡さんの家にある山の神様の御神体を見せてもらいました。
ちゃんと斧を持っています。
外に出ると良い天気で、あったか日和です。山の神様も木を数えやすいでしょう。
神谷